リサ・ネルソン │ Lisa Nelson

振付家/即興舞踊家/ヴィデオ作家
1970年代初期から、上演における感覚の役割や動きの観察を探求し続けている。ヴィデオとダンスの活動を通して、自然発生的な作舞/上演法である“Tuning Scores”を展開。これはネルソンがサイトスペシフィックな観測所(Observatories)と考えている、複数のアーティストが行なうアンサンブル・パフォーマンスのためのコミュニケーション形式である。この独自の方法を中心に欧米、中国、豪州、イスラエル等で、上演活動、指導、ダンスの創作活動を行い、パクストン、ダニエル・レプコフ、スコット・スミス等、多数の先駆的アーティストたちとともに長年に渡るコラボレーションを続けている。
1987年にニューヨークのベッシー賞(ダンス&パフォーマンス部門)を、2002年にアルパート芸術賞を受賞。30年間にわたり、ダンスと即興に関する国際的な定期刊行物Contact Quarterlyの共同編集者として活動。即興ダンスのヴィデオ制作、アーカイヴ及び配給を行うヴィデオダ社(Videoda)のディレクターも務める。現在、アメリカ、ヴァーモント州在住。

Tuning Scores

“Tuning Scores”──作舞、コミュニケーション、イメージ感覚についての実験室。ここでは、イマジネーションの身体的な基盤についてのスコアを通して、自身の空間や時間、アクションや欲求というものに気づき、スコアから自然発生的に生じるコンポジションと出会うでしょう。そのスコアは、受講者間にコミュニケーションの枠組みを提供するものでもあります。“Tuning Scores”は、「ダンスを見る時、人はそこに何を見るのか」を常に問いかけます。(ネルソンによるクラス説明より)

Lisa Nelson
Night Stand
photo: Jordi Bover
photo: Gil Grossi