Material for the Spine

“Material for the Spine(背骨のためのマテリアル)”は1986年に始められた、シンプルなダンスのためのシステムです。それは頭や背骨、骨盤など骨の感覚に基づいたシステムであり、骨の感覚から形成される自己イメージに沿って展開されてゆきます。つまり、身体の中心を探求するためのシステムなのです。
その素材(マテリアル)は、パクストンが考案したコンタクト・インプロヴィゼーション(C.I.)という即興形式の実践や学習法から抽出されたものです。そのためクラスでは、C.I.も経験することになります。ただ、C.I.には他者とのコミュニケーションや遊びなどの要素が多く含まれますが、“Material for the Spine”では、呼吸や動きの精確さに重点が置かれています。そのため、より具体的な技術を追求するものであり、同時に瞑想的なソロの実践であるといえます。
他のダンステクニックとの関係性にも気がつくことでしょう。中でも、通常のテクニックではあまり指摘されることのない骨盤の動きについて、このシステムでは多くのことを学びます。動きは背骨に始まり、股関節、大腿、肩甲骨、そして腕へと広げられてゆきます。身体の中心を探求する活動は、全身を取りこまずにはいません。(パクストンによるクラス説明より)

"Material for the Spine, a movement study", Steve Paxton (DVD-ROM)

"Material for the Spine, a movement study", Steve Paxton (DVD-ROM)

Realized by Steve Paxton, Baptiste Andrien and Florence Corin (Contredanse).
Brussels 2008.
DVD-ROM bilingual french/english. Mac and PC.
http://www.contredanse.org